2022年度はチェスナットリーグ所属のコーチを対象に『コーチ向けクリニック』を開催致しました。
このクリニックは以下の3つの目的を所属する全てのコーチを対象に行われました。
チームの垣根を超え、クリニックは2日間に分けて開催され、リーグ所属のコーチ 約130名のコーチにご参加頂きました。
チェスナットリーグではこのクリニックに両日、参加されたコーチを『チェスナットリーグ認定コーチ』とし、リーグ理念、ルール、安全なフットボールテクニックを推奨するコーチとして今後も参加して頂きます。
これからもチェスナットリーグは参加する全ての子供達に安全で楽しいフットボールを提供致します。
1. | ブロッキング・タッチテクニック研修 | 2022年5月5日 実施 |
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2. | ハラスメント・ルール研修 | 2022年7月23日 実施 |
チェスナットリーグ本部 運営委員長 池野邦彦の講演
チェスナットリーグ審判部 松澤 裕之 副部長の講演
今回で11回目を迎えたチェスナットリーグ・スポーツアカデミーは、
本部運営委員長 池野邦彦から「ハラスメント・スポーツマンシップについて」
本部審判部副部長 松澤裕之様からは、「チェスナットリーグルールについて 〜みんながより安全に楽しむために〜」
2つのテーマで講演して頂きました。
また講演には、チェスナットリーグ関係者・コーチ・チアコーチがオンライン含め約110名の方々にご参加頂きました。
ご講演させて頂きました内容をご紹介させて頂きたいと思います。
チェスナットリーグ代表 久保田 薫
〇良い振る舞いとは
試合の後で対戦相手と握手する、プレイの後で相手選手が
倒れていたら助け起こす、負傷した選手を気遣う、
審判の全ての判定に従うスキルの不足しているチームメイトを
元気づける、対戦相手の素晴らしい努力を誉めたたえる。
〇良くない振る舞いとは
汚い言葉を吐く、わざと対戦相手に怪我を負わせる、
作戦やプレイで不正な事をする、他の選手のミスをとがめる、 対戦相手に対して
得点を積み上げる、チームメイトの努力・スキル・人種・民族・サイズをからかう。
例としてこの様なお話がありました。
チームにハラスメントはありませんか?というお話があり、体罰、暴言、いじめ、
ハラスメント、モラル、勝利至上主義等のスポーツ界の課題は多くの社会課題と
繋がるというお話がありました。その全てが人が関わる人災であり、その唯一の
解決策が教育だというお話でした。
その問題の解決策として、スポーツマンシップがキーワードという事です。
スポーツを愉しむ為に必要な物は、相手(仲間、プレーヤー)、ルール、審判、
これらが全て充実していてスポーツを愉しむ事が出来ますが、対戦チームは
あくまでも敵ではなくて相手と思い、スポーツを愉しむ為の大切な仲間だと
思うことが大事だというお話をありました。
またスポーツを愉しむ為の根幹として、尊重(大切に想う心、許容する心、
感謝する心)が大切だというお話があり、
スポーツマンに必要な気持ちが
尊重(プレーヤー・ルール・審判を大切に思うキモチ)
勇気(リスクを恐れず責任を持って決断し挑戦するキモチ)
覚悟(困難を受け入れ最後まで全力でやり抜くキモチ)
この3つが気持ちが整っている人がスポーツマンだという話がありました。
チェスナットリーグ審判部 松澤裕之副部長より、本年度のルール変更についてご説明をして頂きました。 松澤氏よりチェスナットリーグのオリジナルルール成立ちや今年度のルール改定の項目について、お話を頂きました。チェスナットリーグのルールは安全面を最優先に考えており、通常のアメリカンフットボールをイメージする方にとっては、物足りない部分があるかもしれませんが、アメリカンフットボールの技術を教えるのではなく、アメリカンフットボールを通じて、たくさんの事を学べる場にして欲しいとお話がありました。 ご自身も大阪ベンガルズのご出身ですが、今後もリーグ運営にご協力を頂きたいと思います。
最後にコロナ禍の中、オンライン参加も含め約110名の審判やコーチの方々にご参加頂きました。
この場をお借りしまして、御礼申し上げます。
チェスナットリーグ本部
大阪市福島区福島5-14-6 クレセントビル(株)キュービィクラブ内
TEL: 06-6451-8580